石川医院 ヘッダー画像

2015年前院長便り

2015年1月

~新年のご挨拶~
明けましておめでとうございます。
旧年中は何かとお世話になり、又石川医院をご支援いただきありがとうございました。
昨年11月より駐車場の整備を始めましたが、未だ完成せず皆様にはご迷惑をおかけしたままに なっております。1月末頃には完工する予定になっておりますので、今しばらくご容赦いただき ますようお願い申し上げます。
昨年6月に当院では院長を交代し診療体制が変わりましたが、新院長は消化器内科が専門ですので、胃・腸・肝臓・胆のう・膵臓等の疾患については何なりとご相談いただき、早期発見・早期治療を行っていただきたいと思います。
なお、私(前院長)は在宅にも力を入れて診療しておりますので、通院困難な場合や施設に入所していてお困りの場合は気軽にご相談いただければ対応させていただきたいと思います。
今年も皆様にとって幸多き年でありますようお祈り申し上げます。

2015年2月

~新駐車場完成~
これまで雨天時の泥濘の為に皆様にはとてもご迷惑をおかけいたしましたが、 この度アスファルト舗装された快適な駐車場が完成しました。 車椅子の方やご高齢の方、足元の不自由な方にも楽に乗り降りが出来るようになることと思います。これからも何かご不便なことがありましたらお気兼ねなく申し出ていただき、いろいろと改善していきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

~旅行(2月14、15日)~
相模医師連合会、神奈川県医師会の有志19名で「冬の北陸、蟹を食べる懇親旅行」に行ってきました。由緒ある名旅館、山城温泉・たちばな四季亭で温泉と蟹料理を堪能してきました。藤沢の武内先生が全て計画して下さり、本当に楽しい旅でした。ありがとうございました。

~祝賀会(2月21日)~
三浦の中江先生の旭日双光章叙勲祝賀会が横浜のベイシェラトンホテルで開催されました。22年間も会長をお努めになり、地域医療、神奈川県の医療振興に貢献されました。誠におめでとうございます。

2015年3月

3月は寒暖の差が激しい毎日が続きました。未だインフルエンザも終息せず、ノロウィルス感染症も多く見られます。年度末で色々な研究会や対外的な出向も沢山ありました。
学術研究会、勉強会:12回
検診:1回
審査会、判定会:5回
祝賀会、懇親会:2回
診療を終えて夜の7時から9時、又は昼休みの時間に出かけますが、休診日の出張もあります。幸いにも身体の調子は良いので頑張れるだけ続けます、宜しくお願いいたします。

2015年4月

~日本医学会総会2015関西 4/11-13
於 京都国際会館、京都勧業館、神戸国際展示場~
国内最大級の学会で4年に1回開催される「日本医学会総会」が関西で開催され、2万人以上の医療関係者が参加しました。11日は院長に代診を依頼し私も参加しましたが、最新医療の一端に触れ、最先端の医学研究者の発表を聞きますと、高齢医師の域に入った私も一段とまた勉学の意欲を触発されました。
今回はメインテーマとして「医学と医療の革新を目指して」が掲げられ、会の冒頭に山中伸弥教授の「iPS細胞の医療応用」についての講演もあり、メイン会場に入りきれない程の受講者がありました。 桜の時期は過ぎていましたが、帰りに仁和寺の御室桜を見学してきました。ここの桜は開花時期が少々遅れますので、見事な桜花と散策路に散り敷かれた様子を見ることが出来ました。

2015年5月

爽やかな5月、皆様も旅行や催し物が色々あるかと思いますが、私にも診療の合間の楽しみがあります。 孫達の運動会に出かけて一緒に弁当を食べ、写真を撮るのもその一つです。孫が障害物競走でトップを切って走っているのも爺々の自慢です。 5月18日は国立劇場で吉田玉男の襲名披露公演「文楽」を観てきました。人形浄瑠璃は初めてでしたが、生命を吹き込まれた人形の動きに圧倒されました。

2015年6月

6月3日に坂東の札所、三十三ヶ所観音霊場巡りを終えました。
三十三ヶ所全寺を巡り終えることを「結願」と言いますが、平成26年5月26日に第一番鎌倉の杉本寺にお参りし、三十三番目は千葉の那古寺でした。順不同で杉本寺の前に平成26年5月6日、小田原の飯泉山勝福寺からお参りを始めていますので、約1年1カ月かかったことになります。
神奈川県九寺、埼玉県四寺、東京都浅草寺、群馬県二寺、栃木県四寺、茨城県六寺、千葉県七寺です。最後の三十三番札所は千葉県館山市にある補陀洛山那古寺で、6月3日に家内と一緒にお参りをしました。
大変だったのは十八番栃木県日光市の中禅寺で平成26年11月6日にお参りしましたが、中禅寺湖畔の民宿はシーズン外れで私一人だけの宿泊でしたが、寒くて一晩中眠れませんでした。
又、坂東札所の中で一番の難所は二十一番、茨城県久慈郡大子町の八溝山山頂にある日輪寺です。ここは未だ行っていないという巡礼者も多いほど交通の便が悪い所で、私は小型レンタカーを借りて何とかお参りをしてきました。運よく大子駅から蛇血までバス(1日7本)に乗れたとしても、片道2時間の山道を登ることになりますので、レンタカーを利用するしかありませんでした。
昔は徒歩での巡礼が殆どでしたので行き倒れになってしまうことも多かったようですが、何とか結願できて満足しております。
この次は西国と四国の霊場巡りをしたいと考えています。

三十三ヶ所観音霊場巡り

2015年7月

~ 母の七回忌で沖縄へ 7月1日~3日 ~
母の仏壇は神奈川の自宅にありますが、墓は沖縄の本部町にあり七回忌の供養で行ってきました。相変わらず沖縄は梅雨明けの凄い暑さでした。
母は99歳で天寿を全うしました。私自身そこまでは無理かと思いますが、あと20数年頑張ってみたいと願っております。
年齢を重ねていく度に母がどのような思いで子供を育てていたか、身に沁みて解るようになってきました。母は42歳の時に父が事故死して、5人の子供を残されてさぞ大変だったろうと思います。本当にありがたいことだと思っています。

~ 職員旅行 7月6日 ~
はとバスでの職員慰安旅行を行いました。梅雨の最中でしたが幸いにも大雨にはならず、六本木ヒルズの見学、隅田川のクルージング、千葉ヒルトンホテルでの昼食会、浅草寺仲見世の散策、夕食は新宿の沖縄食堂(やんばる)でオリオンビールを飲みながらの会食と、日頃の疲れを癒しました。

2015年8月

~ 祭りや花火の楽しみ ~
・青森のねぶた祭り
毎年8月2日~7日に行われますが、かねてから是非見たいと思っていた 勇壮な祭りを今年見ることが出来ました。血沸き肉躍るというのはこうい う感じかと実感いたしました。 勇ましい男性の跳人、子供達の可愛らしいねぶたやお囃子等想像以上の見 ごたえがありました。
・丹沢湖花火大会(8月10日)
少し雨模様でしたが、孫達と一緒に丹沢湖のレストハウスに席を取ってい ただき、オードブルや飲み物を頂きながらゆっくりと花火を観ることが出 来ました。 山々に響く音が丹沢湖花火の魅力です。
・伊東温泉・サンハトヤ(8月15日~17日)
夏休みは孫達が楽しめるマジックショーと大人の楽しみの温泉でした。結 構高額なマジックグッズも買わされましたが、孫達は大満足だったようです。
・熱海の花火大会(8月23日)
かの有名な熱海の花火大会に、ライオンズクラブのメンバーと共に夫婦で 参加して海上花火を堪能しました。

2015年9月

~ 連休 ~
今月は大型連休がありましたが、皆様も旅行等で楽しい休みが取れましたでしょうか。
私達夫婦はシルクロードのルートになっていた中央アジア・ウズベキスタンの遺跡と街を見てきました。昔の人がラクダで旅した砂漠を8時間かけて車で移動するという体験もしました。

2015年10月

~ 企業健診 ~
10月は企業健診が集中する季節です。
年内に健診を済ませて就業者の健康チェックをしておかないと、労働基準監督署の立ち入り調査で指導を受けることが多いようです。
真面目に従業員の健康管理をしている会社とそうでない会社があります。
社員の様子からその企業の社風がはっきり見てとれますし、経営者の経営理念や性格も推測できます。

2015年11月

~ 西国の札所巡り ~
30代から40代の始めに西国の札所を数ヶ所お参りし、仏像を見てまわったことがあります。 数年前に足柄上医師会会長職、その後石川医院院長、故郷名護高校同窓会会長の職を退いたことで多少時間の余裕が取れるようになりましたので、再度西国の全33ヶ寺の巡礼をすることにしました。
なるべく順番に巡ろうということで、11月2日第一番の那智山・青岸渡寺からの始まりです。
壮大な那智の滝を中心に自然信仰の場として開かれた熊野三山信仰の広まりと共に、熊野那智大社と青岸渡寺が開創されたようですがその時期は確定されていないようです。
2004年にはユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部になり、巡礼の参拝客と観光客で賑わっています。
新幹線と紀勢線の乗り継ぎで7時間ほどかかりましたので、初日は一ヶ所のみで2日目は第二番 金剛宝寺、第三番 粉河寺と巡り、3日目に姫路城を見学して初回の巡礼を終えました。

2015年12月

~ 師走 ~
何かと皆様、お忙しいことと思います。
12月になりますと38年前(昭和52年12月1日)、山北町で三保診療所を開設した頃を思い出します。 3人の子供達は未だ小さく4歳・3歳・0歳で、不便な山間地での家内の苦労は大変でした。 子供達は無事に成長し、当時8ヶ月だった息子が今は石川医院の院長を務めております。 その日その日を一生懸命やっていれば何とかなるものだとつくづく思います。 お互いに苦しいことはありますが、その日のやるべきことをやり遂げて耐えていきましょう。