2008年1月
新年は皆様如何お迎えでしょうか?
今年もまた公私共に多忙な状況が続きますので、皆様にはご迷惑をおかけすることと存じますが、宜しく御願い申し上げます。 昨年は政治的混乱があり、社会的には最後まで偽物騒動がありました。日本は戦後の目覚しい成長期を経て、停滞、収縮期に入ったのではないかと言われます。日本が円熟した日本国民の努力の成果を味わうことなく、未熟なままで朽ち果てることがないよう願っています。
2008年2月
~沖縄県立名護高等学校創立80周年~
2月3日、沖縄で記念式典が開催されました。東京南燈同窓会のメンバーも7名出席し、個人表彰と団体表彰を頂きました。 後輩の高校生達が一生懸命会場の設営や案内等に励んでいました。式典中の真剣な態度も立派でした。数々のコンクールで入賞しているマーチングバンドのアトラクションも見事でした。
~同期生会~
創立記念式典と同日に、名護市で17期(昭和37年卒)の同期生会がありました。3年生時の担任の先生方を3名お招きし、90数名参加の賑やかな懐かしい会でした。それぞれに白髪頭や頭髪の薄くなった初老期を迎えた仲間でしたが、すぐに高校時代の気持ちに戻り、声を張り上げて校歌を斉唱しました。
~孫の誕生日~
米国にいる孫が2歳の誕生日を迎えました。初めての孫の誕生が嬉しくてHPに画像をUPしましたが、あれからもう2年が経ちました。スカイプフォン(ネットでのテレビ電話)でやりとりをしています。相変わらずの爺馬鹿です。
2008年3月
春3月を迎え、皆様如何お過ごしでしょうか?
昨年の暮れからインフルエンザや感染性胃腸炎の患者さんが多く混雑しており、皆様にはいろいろとご迷惑をおかけしております。この場を借りてお詫び申し上げます。
さて、今年もまた花粉症の時期到来となりました。足柄地区はスギ花粉の飛散地として全国的に有名です。花粉症は早期の治療が有効ですので、発症する少し前からの抗アレルギー剤の内服をお勧め致します。
2008年4月
~高齢者医療制度~
4月1日から制度が変わりました。
75歳以上の方(後期高齢者)は、原則として全員が保険料を納めて、新しい医療保険で医療を受けることになりました。後期高齢者という呼称や、医療費抑制の為高齢者の皆様に負担を強いる国の政策に不満の声があがっております。日本の政治家と官僚はやがて国民からしっぺ返しがくることを覚悟しなければなりません。
2008年5月
~大型連休~
4月末から5月6日にかけて、会社によっては超大型連休になったところもあると聞きます。もっとも、ヨーロッパでは1~2ヶ月の休暇も珍しくはないので、日本人にとっての「超」です。
ささやかに5月3日~6日、休みをとらせていただきました。「マカオ」の世界遺産とカジノの旅でした。フランシスコ・ザビエルゆかりの教会や異国情緒あふれる景観を楽しんで、カジノは...でした。
2008年6月
お休みしました。
2008年7月
~後期高齢者~
75歳以上の方を後期高齢者と命名し、医療費削減の為の別枠の医療保険制度を作ろうとした政府の目論みは、以前予言したように国民の猛反発で崩れ去ろうとしています。
加齢と共に有病率が高くなるのは当然で、病気が増えると苦痛が増えるのも又当然です。何とかこの苦痛から逃れる為に医療を受けると医療費は増えます。
医療保険制度は健康な者が病める者を助ける為に出来た制度ですが、この医療費負担を病者や弱い立場の高齢者に過度に押しつけ、苦痛を我慢させ、早死にせよと言わんばかりの政策をとるのは間違っています。
2008年8月
~猛暑が続いています。~
局地的には大雨による水害があり熱中症も多発しておりますので、健康管理と災害対策には皆様十分お気をつけ下さい。 院内設備についてお知らせがあります。経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ)を設置しました。細くて嘔吐反射がありませんので、胃・食道の検査が比較的楽に出来ます。予約制となっておりますので、詳しくはお電話でご確認下さい。さて、7月18日に待望の3番目の孫、諒太郎が誕生致しました。少し小さめで大人しいですが、男の子らしい引き締まった顔立ちをしています。成長が楽しみです。
2008年9月
~禁煙について~
煙草と肺癌やその他の循環器、消化器疾患の関係については皆様既にご承知のことと思います。しかしながら分かってはいてもなかなか禁煙の出来ない方がいます。特に医療関係や保健、福祉関連の仕事をなさっている方で、ズルズルと煙草を吸い続けている方が多いのには驚かされ、何と情けない事かと思います。
自分の健康を損なうだけでなく、他人に迷惑を及ぼすということに対する責任を自覚し、これを克服しないと自分への誇りがもてないのではないかと思います。これは一種の心と身体の病気(依存症)ですので、禁煙ガムやパッチ、「チャンピック」という内服等による治療や、神仏の力をも借りて何としても克服していただきたいと思います。
2008年10月
~足柄上医師会の活動「保健医療セミナー」「わかりやすい医学講話」~
足柄上医師会は南足柄市、山北町、松田町、開成町、中井町、大井町の開業医と、足柄上病院や他の病院及び施設勤務の医師80名で構成されております。医師会の特色ある活動としては、日常の地域医療や公衆衛生活動、保健、福祉活動の他、毎年この時期に「保健医療セミナー」と「わかりやすい医学講話」を一般住民向けに開講しております。
「保健医療セミナー」は、以前は神奈川県から県下の各医師会に委託され、癌についての啓蒙活動の為の事業として行われておりました。これが数年前に県の事業としては廃止されることになりましたが、足柄上医師会としてはこれを癌のみならず保健、医療各分野に渡る講座として存続させることと致しました。これは一市五町の委託事業として継続しておりますが、主として会員を講師として数日間に渡り8講座行われる事業としては、神奈川県下では他に例を見ません。
更に「わかりやすい医学講話」についてもこれを委託事業とし、日本でも著名な第一線で活躍している講師を招請しており、毎年開催される規模の大きい医学講演会としては非常に特色のあるものです。
今年度は「保健医療セミナー」と「わかりやすい医学講話」が下記のように開催されます。皆様のご参加を宜しく御願い申し上げます。
2008年11月
11月2~3日、97歳になる母親の見舞いに沖縄へ行ってきました。
以前は帰る度に嬉しそうな顔で少しずつ話しもしていたのですが、今回は寝たきりで目を覚ましませんでした。寝たままでヤクルトを吸いのみで飲んだだけで、食事も食べませんでした。今はもうただ、呼吸をして水を飲んで寝ているだけの体力しか残っていないのかと寂しい思いでした。
子育てで苦労し続けの人生でしたが、寝たきりになってから特に苦痛は無く、穏やかで幸福そうな顔になっているのが何よりです。
2008年12月
~師走~
師走になりました。あっという間の1年で何かとお忙しい毎日かと思いますが皆様お元気でしょうか。
11月30日、私も多忙の中沖縄のミュージシャンのライブに行ってきました。
「がじゅまる」という写真集(写真家小町剛廣氏)発刊記念のライブとトークでした。出演者の中に私と同郷の「古我地(こがち)」という人がいて応援しているのですが、彼は伝統的な沖縄民謡を超えた心に響くブルースを聞かせてくれる歌手です。主にカンカラ三線(カンカラ=空き缶、さんしん=三味線の意)を使って演奏しておりましたが、蛇皮の三線とはまた一味違う哀愁のある音色です。皆様是非一度お聞き下さい。インターネット「古我地」で検索、HPに試聴コーナーもあります。