医療法人社団慈邦会 院長 石川清一

内科・外科・小児科・消化器内科

〒250-0117 神奈川県南足柄市塚原710-2

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2014年前院長便り


2014年1月

明けましておめでとうございます。
年明けのお参りは沖縄県那覇市の波の上宮でした。世界、日本、沖縄の平和と子、孫達の健康を願いました。今年も又、私自身は在宅医療を中心とする地域医療に全力投球し、頭を錆びつかせることのないよう日々研鑽していきたいと考えております。同時に、日本が隣国との関係で非常に危うい方向に押しやられているような気がいたしますが、これを乗り切るべく知恵を巡らせて、立ちまわる活動をしたいと思っております。

2014年2月

~障害者支援区分認定~
2月19日研修会に出席しました。 身体障害者や精神障害者に対し、支援から自立を促す方向へ法改正が行われるのに伴って、障害者区分認定から障害者支援区分認定に変更されるための研修会でした。 月に1回、足柄上地区1市5町の障害者に対する障害程度の区分認定委員会があり委員として出席しておりますが、その度に支援を要する方々の複雑な問題について考えさせられます。生来障害を背負っておられる方々や疾病や事故によってやむなく障害者となってしまった方々に対して、支援の方法や期間について区分決定をしております。 日本はアジアにおいてトップクラスの福祉国家になったと言えますが、障害者の個々の条件は皆それぞれに異なりますので、もう少しきめ細やかな本人と家族に対する自立支援が必要とされております。

~2月20日 Y君の命日~
Y君が亡くなってあっという間に10年が過ぎ去りました。 彼はどこでも目立つ存在で、特に居酒屋などでは大声でわめくようにしゃべるので時に他の客から敬遠されることもありました。盆や正月その他何かと理由をつけて一緒に飲みたがり、私に声をかけてきました。 2月の未だ寒い日、側溝の工事作業中に事故に遭い彼は突然あの世へ旅立ってしまいました。 髪はモシャモシャの天然パーマで眼がギョロッと光り、赤黒い四角い顔は一見怖い様子でしたが、お年寄りや子供、周りの者にも細かく気を使う根は優しい男でした。松山千春の歌が好きで、カラオケでは声が大き過ぎてマイクの音が割れてしまうので、高い声で熱唱する時はマイクを下に向けて地声で聞かせてくれました。 今も事故現場付近を通る度に「ヨ~先生!」と呼びかける彼の顔が浮かびます。

2014年3月

3月1~2日、浜松で行われた日本在宅医学会に参加致しました。
近年、在宅医療が国策としても推進されるようになり、そのことを如実に示すような1,000人を超えるマンモス学会となりました。 在宅医療は日本の開業医制度が始まって以来、地域に根差した先人達がとっくに実践していたものですが、これを国の方針としてバックアップしようというものです。これまでは個々の地域医療を担う医師達が我が身を削りながらやってきたことが、介護保険制度が発足し訪問看護や訪問介護が充実、入所や通所施設が整備され又、在宅医療をバックアップする後方支援病院も機能するようになって、効率的により細やかに行われるようになりました。 これらは全て日本の保険制度によって成り立っています。私達は世界に冠たるこの「国民皆保険制度」を堅持して日本の急性期から慢性期、リハビリ、在宅医療に至る医療を守らなければなりません。

日本在宅医学会

2014年4月

~世界の3大仏教遺跡~
仏教や仏像には若い頃から関心があり、休日にはよく神社仏閣巡りをしていました。最近時間に少し余裕が出来てきましたので、また札所の巡礼や日本各地のお寺参りを再開したいと考えています。 これまで世界3大仏教遺跡のうちカンボジア(アンコールワット)、ミャンマー(バガン)を参拝してきましたので、4月28日からインドネシアのボロブドゥール遺跡を訪ねて参りました。いずれの寺院遺跡も日本とは異なり、所謂巨大な石造建築で、ヒンズー教やイスラム教との相互の強いせめぎ合いや破壊の影響が見られます。 仏陀によって始まった仏教の教えの中心は変わりませんが、その外観は遥々日本まで到来する間に大変な変化を見せております。特に寺院建築において変化発展し、日本人の緻密で繊細且つ大胆な建築様式の表現力には本当に驚きます。 カンボジア、ミャンマーも同様でしたがインドネシアの石造遺跡群には巨大な権力の意思を感じますが、それでもなお崩れ落ちている石塊のあり様に歴史の儚さを感じます。 日本の木造寺院建築には風雨に耐え、これを美しく保つ工夫と手入れがなされており、数百年から千年以上の歴史を刻んできていることは世界に誇るべきことです。仏様とこれを崇める人々の心が現代の私達の心を強く支えます。日本の寺院建築や仏像のお姿を見ることで、遠いインドで生まれた仏教の真髄が理解出来るような工夫がそこには凝らされています。

2014年5月

~春のハイキング~
5月18日、三浦の城ケ島に東京南燈同窓会(沖縄県立名護高等学校)の主催でハイキングに行きました。総勢29名、大人数でのハイキングでした。 スタート地点の白秋詩碑までは三崎口駅からバスでの移動でしたが、観光客やハイカーが多く、バスに乗り切れないメンバーもでてしまい、一部タクシーでの移動をお願いすることになりました。 今回は比較的楽なコースで、良く晴れた三浦岬からの眺望に大島や房総半島がはっきり見え、波に削られた荒々しい海岸の模様や馬の背洞門等珍しい風景が沢山ありました。 最近ハイキングや山登りの方が休日平日問わず多く、私がよく利用する小田急線でも特に高齢者の方が多いように思われます。楽しみながら脚、腰を鍛えて疾病を予防することが医療費の軽減にも繋がります。国や地方自治体は医療や介護施設にお金を使うより、高齢者が家を出て身体を動かし、より楽しめる施設やハイキングコースを充実させることにお金を使うべきだと思います。 これは前期高齢者の仲間入りをした私が仲間とのハイキングで心身共にリフレッシュをして、つくづく思うことです。

2014年6月

~兄弟姉妹の秋田旅行(6/22~24)~
幸いなことに姉78歳を筆頭に末の妹63歳まで兄弟姉妹5人が元気でいますので、久しぶりに全員揃って秋田へ出かけました。 日本一深いと言われる澄み渡った田沢湖を巡り、悲しげな辰子像を見て、駒ケ岳8合目から緑豊かな秋田杉の眺望を楽しみました。角館の武家屋敷(黒田家)は簡素な造りと隠された優美さの兼ね合いが見事でした。歴史と伝統ある安藤醸造は日本でも有数の醸造元で、沖縄の兄弟姉妹も味噌等のお土産を沢山買って宅急便で送っていました。 今回の旅行が何故秋田かと言いますと、姉の孫娘が秋田大医学部に入学しましたのでその様子伺いというのも目的でした。これからも元気で全員揃って兄弟姉妹旅行が続けられるよう体調管理をしていこうと皆で話をしました。

2014年7月

~恩師山城先生の追悼会~
平成26年7月12日 沖縄タイムス2階ギャラリー於
平成26年4月21日、高校時代の恩師山城賢孝先生が闘病の甲斐無くご逝去されました。先生は大病をされ、大動脈瘤乖離手術、声帯手術等もその気力によって乗り越えましたが腎不全に至り、とうとう力尽きてしまいました。
昨年お会いした時は視力障害に陥りつつもまだお元気で、名護高校時代に受け持った生徒のことなどを懐かしそうにお話しになりました。
先生は万葉集の大家で、奈良の万葉の里の案内人として活躍され、万葉の歌の殆どを記憶していました。目が不自由になってからもその記憶力によって、万葉の集いのリーダーの重責を十分に果たされていたとのことでした。
高校時代には古文の先生として授業を受け持って下さいましたが、先生は受け持ったクラス全ての生徒の席次と名前を記憶され、卒業後20年以上経っても正確に覚えていらっしゃいました。
山城先生の追悼会には120名もの方々がその御遺徳をしのび参列されました。先生のこの超能力とも言える記憶力と教え子や周りの者に対する深い情愛は、皆異口同音に忘れることが出来ないと語っておりました。 先生の御冥福を心よりお祈り申し上げます。

2014年8月

~坂東観音巡礼・第10番 巌殿山正法寺~
多少時間の余裕が出来ましたので、坂東の札所巡りを始めています。若い頃から神社・仏閣には関心があり西国の札所巡りもしていて、まだ西国の結願はしておりませんが、家内と一緒に坂東の33番観音巡礼を始めました。
第1番鎌倉の杉本寺(杉本観音)から始まり、8月12日埼玉の第12番慈恩寺(慈恩寺観音)へお参りしてきました。これまでの12ヶ寺はそれぞれの雰囲気があり、細やかな心配りの見られるお寺や何となく荒れているようなお寺もありました。多分、長年に亘るお寺の歴史や和尚さんの人格が醸し出している雰囲気かと思われます。中でも第10番東松山市岩殿の正法寺(岩殿観音)はかつて62坊を有する大寺院であったとのことですが、現在は小寺院ながら優しい応対をして下さった和尚さんと共に心安らぐお寺でした。 皆様も心の洗濯に巡礼の旅は如何でしょうか。

巌殿山正法寺

巌殿山正法寺

2014年9月

~デング熱~
最近風邪等の発熱で来院され、デング熱ではないかと心配される方が増えています。元々デング熱が流行している地域は赤道付近の国々で風土病となっており、本来日本で流行するものではありません。
今年8月に日本人で海外渡航歴のない方がデング熱を発症しました。9月中旬には20名を超える患者数となり連日マスコミを賑わしていますが、昨年9月に51歳のドイツ人女性が日本からの帰国後にデング熱を発症したという報道があり、日本国内(山梨)で感染した可能性があると言われていました。
8月に発症した3名の患者は東京都の代々木公園で蚊に刺されて感染したことにほぼ間違いないと言われています。
太平洋戦争中に東南アジアや南太平洋から持ち帰られたウィルスによって、西日本でデング熱が流行し、約20万人が感染したと言われています。その後流行はなく、海外で感染してデング熱を発症する症例は毎年約100人程度と報告されていますが、日本国内で蚊に刺されて感染・発症したとみられるのは69年ぶりです。今のところ予防するワクチンがありませんので、蚊に刺されないようにすることしか予防法がありません。
デング熱に感染した場合、突然の発熱や頭痛、関節痛、発疹等の症状が現れ40℃以上の高熱がでることが多く、2日~1週間続きます。1~2日目に紅斑、4~7日目頃に麻疹に似た発疹が出ることがあります。重症化すると胸水や腹水が溜まりショック状態に陥ることがあり、消化管の出血が起きることもあります。
診断の為の検査法は細胞培養によるウィルスの分離やPCR法による核酸の検出、抗原や特異抗体等の血清検査で行われます。簡易検査キットもありますが品切れ状態で、今のところ一般の医療機関では検査が困難となっています。確定する為には国立の衛生研究所に依頼をしております。治療法としては今のところ対象療法のみで、出血傾向や発熱ショックに対しては入院をして輸液療法を行っています。 適切に対応すれば助かる病気ですので、恐れることなく、疑わしい場合は早期の医療機関への受診をお勧めいたします。

ミャンマー旅行

2014年10月

~懐かしきクラス会~
沖縄県立名護高等学校を卒業したのは51年前でした。当時の3年3組の有志が集まり、10月10日名護市でクラス会を行いました。
呼びかけたのは40年前からニューヨークで空手道場(沖縄拳法)を経営している比嘉照行君でした。彼はニューヨークで大変な苦労をされたようですが、後にアメリカンドリームを達成、現在は道場の経営も安定し、彼の子供達もニューヨークでエンジニアや歯科医師として大成されています。古希を迎えたのを機に彼が皆に呼びかけ、元のクラス仲間35名中20名が名護での会食に集まりました。
髪は薄くなり、白髪となり、顔の皺も増え、姿形もだいぶ変わりましたが、すぐに昔の青春時代の気持ちに戻りました。しかしながら最も残念だったのは友人である上原良之君が今年1月5日に癌で亡くなり、一緒に参加出来なかったことでした。
皆の深い顔のシワに人生の歩みが刻み込まれて、それぞれに立派に歳をとったなぁと感慨深いものがありました。最後は皆で立ちあがり校歌を歌い、涙を流して、この次はニューヨークでクラス会を!ということで盛り上がり再会を約束しました。

クラス会

2014年11月

~石川医院駐車場~
雨が降る度に砂利の駐車場がぬかるみ患者様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、この度医院の奥の土地にアスファルトで舗装をした駐車場を整備する運びとなりました。そして既存の医院正面玄関の駐車場はお身体の不自由な方専用の駐車スペースとなる予定です。
年内の仕上げを目標にしていますが、状況により年明けとなってしまう可能性もあります。騒音や工事車両の移動等ご迷惑をおかけすることと思いますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。

~職員の写真撮影10/28~
毎年この時期、石川医院の機関紙「こんにちは」の1月号(新年号)に掲載する為に職員全員の写真撮影をしています。
正面玄関先で真昼の眩しい太陽の下、皆が笑顔での撮影です。約20年の恒例となっていますが、撮影はずっと「五十嵐写真館」のご主人にお願いをしています。
年々、多少のメンバーの入れ替わりはありますが、皆口々に「変わりばえしないね~」とか「いや、頭の方が…顔のシワが…変わりばえしているよ(笑)」とか言いながらの年中行事となっています。

2014年12月

師走、皆様も相変わらずの忙しさと存じます。
私は足柄上医師会の会長を辞して多少楽にはなりましたが、時節柄忘年会や各種研究会、会議等で身体不調となりました。やはり暴飲、暴食はいけないと思います。忘年会が4回ほど続きましたので家庭での飲酒は控えておりますが、古希を過ぎた体力では若者達と同じように飲んでいては身体がもたないということを実感します。 これから年末年始、インフルエンザや急性胃腸炎等も流行しておりますので、皆様どうぞ無理をせず休むべき時にちゃんと休養を取って乗り切って下さい。

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【 火・水・金・土曜日】
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【休診日】
月曜日・祭日・日曜日の午後
※診療カレンダー参照。

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更新履歴

2017/11/16
前院長便り9月・10月号、他更新しました。

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