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PET検査 放射性薬剤を投与して、特殊なカメラで画像化する


PET検査は放射線を含む薬剤を用いて、特殊なカメラで身体の内部を撮影して行なう検査方法です。おもにがんの検査で使用され、良性か悪性の区別、進行や転移の状況、治療効果の判定、再発していないかといった、さまざまな事が調べられます。

●PET検査の仕組み

 PET検査では、目的によって数種類の放射性薬剤が使用されますが、そのなかも一番使われているのが、「18F-FDG」という薬剤です。「18F-FDG」は、ブドウ糖に似た物質によって作られています。がん細胞は、新陳代謝をするために多量のブドウ糖を必要とします。このため、体内を撮影した画像で、「18F-FDG」がたくさん集まっている部位には、がんが発生している可能性が高くなります。

●PET検査の流れ

PET検査を受ける前は、4~6時間程度、食事を摂ることができません。また、ジュースやスポーツドリンクなど、糖分を含む飲み物も摂取できません。その理由は糖分を摂取すると、ブドウ糖の代謝状態を正確に捉えるPET検査の障害となるからです。 「18F-FDG」を注射したあとは、1時間から2時間、安静にします。身体を動かすと、筋肉がブドウ糖を必要とするため、「18F-FDG」が筋肉に集まってしま うケースがあるからです。そのあとは、PET装置のベッドに横になって、撮影するだけです。たいていは、30~40分で終了します。

●PET検査の身体への影響

「18F-FDG」には放射線が含まれているので、身体への影響を気にされる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、「18F-FDG」でいえば、胸部や腹部のCT検査より、被ばく量はずっと少なくなっています。健康には、一切、問題が生じないレベルです。ぜんそくの症状 画像

●PET検査と保険適用

「18F-FDG」を使用したPET検査は、(早期の胃がんを除く)すべてのがんの診断で、健康保険の適用対象となっています。ただ、健康保険の適用を受けるには、さまざまな条件が定められています。医師とよく相談することが大切です。

●PET/CT検査

PET検査は、とても優れた検査方法ですが、臓器によっては、その他の検査法が選ばれることあります。例えば、早期の胃がんはPET検査では発見が困難なので、内視鏡検査が行なわれます。また、CT検査やその他の検査と並行して、PET検査が行われるケースも多くあります。とくに、PET検査とCT検査が一度にできる装置で行なう検査は、PET/CT検査と呼ばれています。

生活ほっとニュース~新型コロナと心の悩み

新型コロナウイルスの感染拡大が日本でも始まってから、一年以上が経過しました。現在、新型コロナに関連して、生活や仕事上のさまざまな悩みを心に抱えている方が多数いらっしゃいます。こうした方は、チャットやSNS(ライン、ツイッター、フェイスブック)を使った相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。 ご紹介するサイトは、それぞれNPO法人が運営の主体ですが、厚生労働省のホームページ やリーフレットでも紹介されているので、安心して相談ができます。なお、新型コロナウイルス感染症に関する心の悩み以外の「一般的な相談」は、各都道府県等が設置している相談窓口に 電話してくだい。また、ウイルスに感染したのではないかといった相談は、各都道府県が開設し ている帰国者・接触者相談センターが相談窓口になっています。


『新型コロナウイルス感染症SNS心の相談』
受付時間
月・火・木・金・日 17時~22時30分(22時まで受付)
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『こころのほっとチャット【新型コロナ関連】』
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資料提供:メディカルライフ教育出版