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乳がんから命を守る


乳がんにかかつている安性は、年間約10万人(推計)とされ、30年前のおよそ5倍となつています。日本では乳がんの患者数の増加にともない、死亡者数も増加していますが、欧米では、死亡者数の減少が見られます。そこには、乳がん検診の受診率の違いが影響しています。

早期の乳がんは、乳がん検診で見つける

 乳房はその大部分が、母乳を作って乳頭へ運ぶ、「乳腺」からできています。乳がんほとんどは、この乳腺を構成している「乳管」にできます。乳がんは大きく二種類に分けら れます。がんが乳管にとどまっている場合は「非浸潤性乳がん」、がんが乳管を突き破って広がっている場合を「浸潤性乳がん」と呼びます。早期の乳がんば、二種類ある乳がんのうち、「非浸潤性乳がん」のことを言います。この段階であれば、がんが治る確率が非常に高くなります。ここで注意したいことは、非浸潤性乳がんの特徴についでです。「乳がんの早期発見には、しこりを見つける」ということが良く言われています。しかし、非浸潤性乳がんには、(手で触れて分かる)しこりを発見できないケースが多くあります。 このことから、「乳房にしこりがないから、乳がん検診を受けなくても大丈夫」という考え方は間違っていると言えます。非浸潤性乳がんを発見するには、マンモグラフィーや超音波による乳がん検査が必要です。 乳がん チェック 画像

乳房にしこりを見つけたら

乳房にしこりがあるときは、それががんであれば、すでに病気が進行していることも考えられます。ただ、乳房のしこりの8~9割は良性です。悲観したり、間違った自己判断を下すことなく、乳房にしこりを見つけたら、積極的に医療機関を受診するようにしましょう。

【乳がん以外の乳房のしこり】

乳房のしこりの原因として多いのは、「乳腺症」です。乳腺症は、乳頭から分泌物が出ることや痛みをともなうことがありますが、特に治療の必要はありません。20~40代の女性で、触ると弾力があってよく動くが痛みのないしこりは、「乳腺線維腺腫」が疑われます。しこりが大きくなければ経過観察で対応します。見た目や触診では乳腺線維腺腫と見分けがつきにくい「乳腺葉状腫瘍」という病気があります。乳腺葉状腫瘍は、2~3か月で急速に腫瘍が肥大化する傾向があります。多くは良性ですが、基本的に手術による腫瘍の切除が行なわれます。

乳がんのリスクを回避する

乳がんのリスク要因には喫煙や飲酒、ストレスといったことが指摘されています。また適度な運動を続けることが、乳がんのリスクを下げることもわかってきました。乳がんのリスク要因として、過剰な量の「エストロゲン」に身体が長期間さらされることもあげられています。エストロゲンは乳腺の発達や妊娠出産だけでなく、女性の身体の動きに多くの影響を及ぼすホルモンですが、その一方で、乳管の細胞をがん化させ、さらにがんを拡大するように働くことがあります。ここで注意したいのは肥満についでです。その理由は、脂肪には別のホルモンをエストロゲンに変化させたり、エストロゲンを蓄える働きがあるからです。乳がんの重篤化や発症のリスクを減らすためには、
①毎日のセルフチェック
②定期的に乳がん検診を受診③生活習慣の改善
特に40~50歳代の女性は、他の年代より乳がん発症のリスクが高くなっているので、これらのことを行なっていきましょう。

生活ほっとニュース

消費税率の変更 この10月から消費税が、8%から10%に変わります。今回の変更は過去2回のときと違い、一部の対象品目に「軽減税率制度(8%に据え置き)が実施されることに特徴があります。
軽減税率制度の対象は、「酒類・外食を除く飲食料品」と『定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞』となっています。
これだけを見ると規定は明快なようにも思えます。また、消費税率の変更に対する負担軽減措置として期間限定で、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済で支払いをすると、支払い金額の最大5%を国がポイントで還元するといった「キャッシュレス・消費者還元事業」行われます。
国によるポイント還元を行なえるのは、中小事業者・店舗に限られていますが、一部大企業でも独白のポイント還元サービスを実施するところもあります。医療費に関しては、保険診療で行なわれる治療費や入院費、処方箋薬に関してば、従来通り消費税はかかりません。自由診療をはじめ、これまで8%で行なわれていた治療などは、10%に移行します。
ただ有料老人ホームの食事代は、条件付きで軽減税率が適用される場合があります。詳しくは、窓口でご確認ください。

資料提供:メディカルライフ教育出版