医療法人社団慈邦会 院長 石川清一

内科・外科・小児科・消化器内科

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2019年7月号


蕁麻疹の治療

特定の食材を食べると募麻疹が出る。あるいは、毎日のよう に蕁麻疹が現われては消える・・募麻疹で悩んでいる方も いらっしゃるでしょう。 蕁麻疹はなぜ起こるのでしょうか?有効な治療法はあるの でしょうか?

蕁麻疹の発疹はすぐ消える

植物のイラクサは葉に刺毛があ り、これに触ると皮膚に発疹が現 われます。イラクサは別名・蕁麻 (じんま)。蕁麻疹という病名はこ こから付けられました。 蕁麻疹の見た目は、小さなブツ ブツから、皮膚の広い範囲に広が るものまで様々です。 蕁麻疹のもっとも大きな特徴は、 発疹が現われてから数時間(長く ても24時間以内)に治まって消え てしまうことです(発疹が消えな い場合は、蕁麻疹以外の病気が疑 われます)。蕁麻疹 蕁麻疹が起こるメカニズムは、 身体になんらかの刺激が加わって 大量に分泌されたヒスタミンが血管に作用して、血液中の血漿が皮 膚に漏れ出すことで起こります。

蕁麻疹の原因はわからない?

蕁麻疹と聞くと、例えば、特定の良材(力二や鯖、蕎麦など)を食べたときに起こる、アレルギー反応というイメージがあります。しかし、アレルギー反応が原因 で起こる尋麻疹は全体の3%程度と、とても低い数字となっています。 アレルギー以外では、衣類の擦れ、日光の刺激、発汗といった原 因もありますが、これらを含めて も原因がわかっているのは、30% 以下となっています。 では、蕁麻疹のもっとも大きな原因はなんでしょうか? 実は、蕁麻疹の70%以上は、原因不明とされています。とくに、 数か月、あるいは数年といった期間、慢性的に蕁麻疹が現われる ケースでは、ほとんどの場合、原因が明らかになっていません。

蕁麻疹の治療 (原因が特定できる場合)

蕁麻疹の原因がはっきりしてい る場合は、それらのものを生活か ら取り除くことや避けることが重 要となります。まずは、皮膚科を 受診して、原因を特定するように しましょう。 食生活や生活習慣の改善、服装 の工夫といったことで、できるだ け蕁麻疹が起きないようにしてい きます。原因を取り除くのが難し い場合は、薬物療法が行なわれま す。

蕁麻疹の治療 (原因不明の場合)

蕁麻疹の原因が特定できないケースでも、けっして悲観しないでください。 蕁麻疹には、抗ヒスタミン薬の服用による薬物療法が高い治療効果をあげています。(ちなみに、蕁麻疹の湿疹は短時間で消えるという特徴があるため、外用薬による治療は基本的に行なわれません)。慢性的な蕁麻疹の薬物療法では、発疹が起こらなくてもしばらくは抗ヒスタミン薬を服用し、やがて症状がほとんど現われなくなる状態を目指します。

資料提供:メディカルライフ教育出版

蕁麻疹

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昭和59年の開設以来、30年にわたり「地域のかかりつけ医」として診療を続けております。当院では専門に限らず、あらゆる疾病の可能性を考えた「全身を診る」診療を、小児から高齢者まで行っております。 開院以来続けている土曜日の終日診療と日曜診療、また在宅診療や施設への定期往診も積極的に行っております。

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