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身近で出来る感染症対策


K太君は、学校でレポートの宿題がでました。テーマは「身近な感染症対策」。さて、どんなことがあるのでしょうか。

●ポイント1 玄関

K太(以下‥K)
父さん(以下‥父)「お帰り。K太」
「お父さん何をしているの?」
「今日はリモートワークだったからね。もう勤務時間が終わったんだ。だからこうしで玄関や、家中のノブや手すりをふいて除菌しているんだよ」
「そうか、リモートワークに、ノブの除菌か。早速、宿題の項目が見つかったな」
K太くんは、玄関に置いてあるアルコール除菌液で手をこすりながら宿題の話をしました。
「そうかい。ノブは不特定多数の人が触るからね。こまめに拭くのがいいんだよ。共用している電話なんかもね。それから、業種にもよるけれど、お父さんの会社は、リモート ワークや時差出勤を取り入れて、電車の混む時間帯に通勤しないようになったよ」
「なるほど、接触感染や飛沫感染(※)を防ぐためだね」
※接触感染……菌やウイルスに付いたものに触れた手で、目をこすったり、鼻に触れたりして感染すること。
※飛沫感染……他人がしたくしゃみや咳で飛散した液体粒子を吸い込んで感染すること。

●ポイント2 洗面所

お母さん(以下‥母)「おかえりなさい。K太」
「ただいま」
「あらK太、まだマスクをしているじゃない。外から帰ったら、布製のマスクはつけおき洗い、使い捨てのマスクは、1度このポリ袋に入れてから捨ててね」
「そうだった」
K太は、両手でひもをもって使い捨てマスクを外すと、ポリ袋に捨てました。
「手は30秒を目安によく洗ってね。手の甲や指の間、親指なんかが洗い忘れしやすいのよ」
「そうなんだね」
「30秒間は、好きな歌を歌いながら洗うと、時間の目安になるわよ」
「楽しく洗えばあっという間だね」

●ポイント3 居間

お姉ちゃん(以下‥姉)「K太、おかえリ」
「ただいま、お姉ちゃん。今日は大学は休みだったの?」
「違うわよ。今日の講義はオンラインだったの。でも、やっぱリ教室で授業を直接受けたなあ。K太はどうなの?」
「ソーシャルーディスタンスを保つために、机と机の間にすき間を開けているよ。それからお昼ご飯の時もおしゃべりをしないことになってるよ。 あっ、そうだ」
K太は、宿題のことを姉に話しました。
「そうねえ。例えばお母さんは、食事のときにみんなのおはしが触れないよう、大皿でなく、個々のお皿に入れてくれているの気づいてる?」
「気づかなかった!」
K太はあわててメモをとりました。

●ポイント3 屋外

「あと、マスクの着け方も大事よね。鼻がでてしまってたら意味がないし、不織布のマスクにしろ、布やウレタン製のものにしろ、顔にぴったリフィットさせてつけるのもポイントよ」
「それから……」お姉ちゃんは、窓の外をみやりました。
「今までの話は主に新型コロナウイルスの感染予防だと思うけれど、他の感染症対策も大事よね」
「例えばどんなもの?」
「蚊が媒介するジカ熱や、マダニに刺されないよう予防することも大切よ。草むしりだったり、最初から草むらがあるところに行くとわかっているときは、長袖のシャツを着たり、長めの靴下をはいて、虫よけスプレーを持参するといいかもね」
「レポートが書けそうな気がしてきた。お姉ちゃん、ありかとう!」 」

膵臓 内臓 図

資料提供:メディカルライフ教育出版