医療法人社団慈邦会 院長 石川清一

内科・外科・小児科・消化器内科

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2019年5月号


麻しんと風しん
~春から初夏が流行シーズン~

かつては子どもの感染症とされていた麻しんと風しんですが、現在は大人にも広く注意喚起されています。麻しんと風しんはどんな病気なのでしょう。流行シーズンにあたる今、是非この2つの病気について知っておいてください。

麻しんとは

 麻しんは、別名はしかとも呼ばれる感染症です。二つの病名は、いずれもこの病気特有のブツブツとできる発しんが、麻の実のようにみえること、また芒(はしか)いうイネ科の植物の花の外側にある突起にみえることが由来しているそうです。潜伏期間を経て、最初は熱とかぜのような症状がでた後、高熱と赤い発しんが現われます。発しんは全身に広がり、発しん同士がつながって、身体中が赤くなるほどになります。熱が下がり、回復期。 を迎えると、発しんは色素沈着により黒ずんできますが、しばらくすると元の肌に戻ります。重症化すると肺炎を引き起こしたり、ごくまれに脳炎を引き起こすことがあり、命に関わる病気でもあるのです。また、大人になってかかると重症化しやすいといわれています。子ども、大人にかかわらず、高熱や赤い発しんがでるなど麻しん感染が疑われたら、病医院に連絡後、必ず受診するようにしましょう。

麻しんウイルスは空気感染する 

 麻しんウイルスの大きな特徴は、空気感染することと感染力が非常に強いことです。このため免疫のない人が感染すると、ほぼ100%発症すると言われています。麻しんには未だ治療薬がなく、発症した場合、現われた症状を和らげる治療、つまり対症療法しかできません。このように重い感染症であること、集団感染が起こりやすいことから、法律に基づいて市町村が中心になって行なう「定期接種」のひとつに入っています。そのため、乳幼児期に2度予防接種を受けることになっており、接種すると母子手帳に記載されます。

なぜ感染が広がっているのか

 定期接種を2回受けていれば免疫ができ、麻しんに感染する心配はないはずです。それでは近年、大人の感染が増えているのはなぜなのでしょう? それは、平成12年4月4日以前に生まれた方のなかには、予防接種がまだ行なわれていなかったり、1度しか定期接種が行なわれなかった人達が存在するからです。感染が心配な方は、母子手帳で確認するか、検査で免疫の有無を確認し、必要な回数のワクチン接種を受けてください。

※すでに麻しんにかかったことがある人は生涯免疫ができるため、予防接種は必要ありません。

海外からウイルスが流入する

 日本は4年前の2015年にWHO(世界保健機関)によって麻しんが排除状態であると認定されました。それでも毎年流行が起こるのは、海外からの渡航者、もしくは、海外で麻しんに感染した人が気付かず帰国し、国内で発症するためと考えられています。海外から日本への旅行者は増加していますし、来年はオリンピックがあり、さらに増えることが予 想されます。表に該当し、今まで麻しんになった記憶がない人は、麻しんと風しんの混合ワクチンを接種しておくとよいでしょう。流行シーズンは、ワクチン不足で受けられない可能性もあります。そうした場合は、受けられなかったとあきらめず、オフシーズンに受けておくとよいでしょう。 風しん 風しんも現在、2回の定期接種の対象になっている病気です。麻しんに症状が似ていますが、感染力は麻しんより弱く、接触感染か飛沫感染により感染します。比較的症状が軽くすむため「三日ばしか」とも呼ばれています。潜伏期間を経て、発熱やリンパ節の腫れ、赤い発しんがポツポツと全身にてます。発しんは麻しんのようにつながることはなく、数 日で治まります。風しんで特に気をつけたいのは、妊婦さんです。妊娠中に風しんにかかると、胎児にもウイルスが感染して「先天性風疹症候群」という障がいをもって生まれる可能性が高くなります。妊娠を希望する人は、免疫の有無を確認して、あらかじめ予防接種を受けておくことが大切です。また、もし免疫のない状態で妊娠をしてしまったら、家族がワクチンを接種して、身近な人からの感染を防ぐようにしましょう。

海外渡航の際は、ワクチン接種を

 とりわけ麻しんは感染力が強いため、旅行など海外への渡航で感染してしまう可能性は少なくありません。海外への出張や旅行を予定されている方は、免疫の有無を調べワクチン接種を受けておくことがとても大切です。麻しんと風しんの比較

資料提供:メディカルライフ教育出版

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昭和59年の開設以来、30年にわたり「地域のかかりつけ医」として診療を続けております。当院では専門に限らず、あらゆる疾病の可能性を考えた「全身を診る」診療を、小児から高齢者まで行っております。 開院以来続けている土曜日の終日診療と日曜診療、また在宅診療や施設への定期往診も積極的に行っております。

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