医療法人社団慈邦会 院長 石川清一

内科・外科・小児科・消化器内科

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2018年9月号


子宮頚がん 画像

20代から30代の女性に増加している子宮頚がん。それを早期に発見する目的で行なわれるのが子宮頚がん検診です。若い世代の方にとって、がん予防を意識する機会はそれほど多くはないかもしれません。けれども、子宮頚がんは前述のようにまさに若い世代に増えているがんであり、早期では自覚症状がほとんどないといわれています。子宮頚がんのことを知リ、定期的な検診を受ける、その大切さを知っていただければと思います。

子宮頚部ってどこにあるの?

腔の先にある子宮の入り口から子宮の約3分の1くらいまでの部分を「子宮頚部」といいます。残りの3分の2は子宮体部といい、受精後に胎児が育まれる部分です。

子宮頚がんとその原因

子宮頚がんとは、子宮頚部にできるがんのことです。この場所にがんができる原因は、ほぼ「ヒトパピローマウイルス」によるものとされています。ヒトパピローマウイルスは、性交渉によって感染します。若い世代に子宮頚がんが増加している背景には、性交渉の低年齢化か関連しているのです。ヒトパピローマウイルスに感染すると必ず子宮頚がんを発症するということではありません。健常な人でも約2割ほどはヒトパピローマウイルスに感染しているといわれています。多くは身体の自浄作用によってウイルスは消滅します。ただし、ヒトパピローマウイルスに繰り返し感染することによって細胞に変異が起こり、何年かを経てがんが発症するという経過をたどる人もいます。この何年かというのがポイントで、子宮頚がんの多くは、発症までに進行がゆっくりであるという特徴があります。このため定期的に検査を受けていれば、前がん症状の段階で発見す ることも可能なのです。

子宮頚がんの検査

子宮頚がんの検査ではどんなこ とが行なわれるのでしょうか。 まず、子宮頚部の異常があるかないかのスクリーニング(振るい分け)検査として、問診・子宮細胞診が行なわれます。
【スクリーニング】
・問診・・・直近で生理になった日はいつか、生理不順や不正出血の有無などが質問されます。もし気になる症状がある時は、この時に話しておくとよいでしょう。
・子宮細胞診・・・5分程度で終わ子宮 画像る簡単な検査です。細いへらや綿棒を腔から挿入して、子宮の入り 口の粘膜をこすり、細胞を採ります。採った細胞を、顕微鏡で調べがん細胞の有無を確認します。
※なお、検査の日は生理の日を避けて申し込むとよいでしょう。もし、検査の日に生理になってしまったら、検査を受ける病医院に相談しましょう。
異常がなかった場合
2年後にまた検診を受けましょう(1年後を推奨する医療機関もあります)。
何らかの異常があった場合
精密検査を行ないます。 【精密検査と治療】
・コルポスコープ診(腔拡大鏡診)・・・早期の前がん状態やがん細胞は肉眼では場所が確定できないため、コルポスコープという機器を挿入して拡大して、異常のある位置を特定し、組織を採取します。
※前がん状態とは、正常な細胞ではないけれども、まだがん細胞には完全に変化していない状態をいいます。変化の程度によって軽度・中度・高度と分類されます。グレーゾーンの細胞といえます。
・組織診……コルボスコープ診で採取した組織を、再び顕微鏡で観察したり詳しい検査を行ない、細胞 がどの段階であるのか診断します。
◆軽度・中度の前がん状態の場合(軽度異形成・中度異形成)
一般に治療は行なわず、医師の指示の下、経過観察を行ないます。
◆高度の前がん状態の場合(高度異形成)
病変部の切除など治療を行ないます
◆上皮がんの場合
子宮頚部の壁の表面部分のみにがんがみられる場合は、程度により、病変部の切除のみ行ない子宮を温存するか摘出するかを決めます。
◆浸潤がんの場合
進行度により手術や放射線療法、ホルモン剤や抗がん剤を投与する薬物療法が行なわれます。

子宮頚がんを予防するために

20~30代に急増している子宮頚がん。予防するためには検診を受けることが欠かせません。20代半ばくらいになったら、まずは1度、子宮頚がん検診を受けてみましよう。前述しましたが、子宮頚がんは前がん状態からがん になるまで数年と、ゆっくり進行するがんです。早期は自覚症状が ほとんどありませんから、症状が なくても積極的に検査を受けてみましょう。そして、異常なしと診断されればそれ以降は2年に1度でよいと いわれています。ただ、職場などの健康診断でオプションで婦人科検診がついていれば1年に1度受ければ更に安心です。デリケートな部位だけに「恥ずかしい」「こわい」「痛いのではないか」といった気持ちで検診をためらう方も少なくないと思います。 けれども、将来妊娠をする可能性を考えると、早期発見・早期治療が子宮を守る一番の方法なのです。勇気を出して受けてみましょう。加えて、ヒトパピローマウイルスの感染を防ぐために、妊娠を望まない性交渉では避妊が大切になります。また最近、子宮頚がんを予防する子宮頚がんワクチンが話題になっていますが、希望される場合は、専門医とよく相談して決めるようにしましょう。

資料提供:メディカルライフ教育出版

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昭和59年の開設以来、30年にわたり「地域のかかりつけ医」として診療を続けております。当院では専門に限らず、あらゆる疾病の可能性を考えた「全身を診る」診療を、小児から高齢者まで行っております。 開院以来続けている土曜日の終日診療と日曜診療、また在宅診療や施設への定期往診も積極的に行っております。

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