医療法人社団慈邦会 院長 石川清一

内科・外科・小児科・消化器内科

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2017年12月号


タール便について知ろう

黒い色をしていることから「黒色便」などとも呼ばれる「タール便」。ふつう私たちの便の色は黄土色から茶色、黒っぽいと いってもこげ茶色に近い程度です。ところが道路の舗装工事で使われる、あの、コールタールのような黒い便が出ることかあ ります。

「タ-ル便とはどんな便?どんなときに出る?

ふつう---と言うか、一般的に私たちの便は、黄土色とか茶色と 言われるような色をしています。ところが突然、黒に近い色の便が出ることがあります。これには、 たいていの人が驚くはずです。
「く、黒い?!」「こんな色のウンチ、見たことないぞ!」
「何か、とんでもないビョーキではっ?!」
どうしてこんな色の便が出るのでしょうか? まず考えられるのは便秘の症状が続いているケース。便秘や便がスムーズに出なくなると、便は 黒っぽい色、濃い褐色になります。 また、私たちの腸のなかには「善玉菌」と「悪玉菌」がいますが、「悪玉菌」が増え続けると腸内環境が 悪くなって便がどんどん黒くなっていきます。 便秘が原因であれば、「善玉菌」を増やすことで腸内環境を整え、便秘を治すことでタール便も解決 できます。 ここでもう一つの原因です。それは内蔵の病気からのシグナルです。

「タール便」はどんな 病気が心配される?

タール便が続くとき、その原因としては、内蔵、特に食道や胃、十二指腸から、相当量の出血が続 いていることが考えられます。その理由は、胃酸に触れると血液は黒くなり、タール便になるからで す。 具体的な病名としては、食道からの場合は食道静脈瘤、食道がんが考えられます。胃からの場合は 重症の胃炎や、胃潰瘍、胃がんなど、また、十二指腸からの出血が原因の場合は十二指腸潰瘍や十二 指腸乳頭部がんなどが疑われることになります。

タール便が出たらどんな対応をすればいい?

このようにさまざまな重篤な病気が、タール便の裏には潜んでいる可能性があります。 タール便は、血液が大量に体内から出て行くわけですから、「貧血」になることもあります。また、 タール便の場合、下痢もひんぱんに起こります。下痢はタール便の目安にもなります。 黒いタール便が続くようなら、早急に専門医による上部内視鏡検査が必要になります。 繰り返しますが、何日も続くタール便は、大変な病気が原因ということも十分に考えられます。 早急にかかりつけ医に相談、専門医を受診してください。たかがウンチと思わないでください。大 事な危険信号かもしれません!
■「血便」との違いは?
「血便」の場合は、赤色もし くは暗赤色の血が混じります。 肛門に近い部位からの出血の場 合はタール便にはならず、暗赤 色の血便になります。この場合 は大腸がんをはじめ、腸の病気 が疑われます。 その他、痔からの出血では、 鮮紅色の血液が便に付着します。
■食生活と運動
腸の状態を良くするためには、 食生活において、意識して腸内 環境を整えてくれるものを摂る ようにします。 代表的なものは「食物繊維」 と「乳酸菌」(オリゴ糖など)。 食物繊維は腸内にたまった老 廃物や毒素を排出、乳酸菌は悪 玉菌をやっつけて善玉菌を増やします。食物繊維が豊富な野菜 を中心に、乳酸菌が含まれる ヨーグルトをそえて、食生活の 改善に努めましょう。 また、腸の働きを活性化させ るために、できれば毎日、20~ 30分のウォーキングをおすすめ します。 適当な運動が習慣化される ことで、腸の働きが活性化しま す。

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2017/11/16
前院長便り9月・10月号、他更新しました。

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